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「デジタル原型師」への第一歩(前編)
こんにちは、KORです。
先日はこんな感じで3回シリーズの「はじめての3Dプリンタ」的な記事を書きました。
話題のアレがやってきた
3Dプリンタでフィギュアを出力だ!
作ったフィギュアを仕上げてみよう
KIMG1190.jpg
↑前回シリーズで作った試作1号機のデルモちゃん

すると、このサイトには普段の10倍のアクセスが。主にしおりたんのせい。
やっぱり3Dプリンタって今の流行りもの、というかみんな自分でもやってみたいって感じで気になりますよねぇ。
というわけで今回も前回に引き続き、悪戦苦闘の記録をつけておこうと思う所存です。


さて、今回は前回の続きということで何をするのか。
まず何より、前回出力したデルモちゃんは借り物のデータでした。
言わば、既にあるデータを出力しただけ。普通のプリンタで言えばネット上の他人の絵を印刷しただけです。
他人のハイクオリティな絵を印刷するのも確かに楽しみの一つですが、クリエイターとして生まれたからには
ぜひここは自分で作成したデータを出力してみたくなるというもの。

そう、今回は3Dプリンタで出力するためのデータを自分の力で作成します。
かなり大きく言えば、デジタル原型師となるべく一歩を踏み出してみます(前途多難ですが……)
また、今回は仕上げに関しても前回以上のクオリティを目指し色々と試してみます。
まぁ、前置きはこの辺りにして早速過程を見てみるとしましょう。

まず、今回のターゲットを決めます。
最初からあんまり複雑なのは難しそうなので、2~3頭身くらいのモデルに……
ぶっちゃけねんどろいどっぽいモデルを作成することにしましょう。
ポーズも簡単に正面棒立ちで、ちょうどこの画面の初音さんを目指すのが目標にちょうど良さそうです。
Project mirai

キャラですが、私のモチベーションとしてやはり東方キャラを作りたいところですよね。
ということで、今回は東方界随一の出落ち担当、ルーミアさんを作ることとしました。
単に出落ちというだけでなく、今回はデザインが一番シンプルだという事情もありますが。
幸いにも彼女はフリルとかそういう難しそうなパーツが少なそうです。
20140525_01.jpg

では、目標も決まったので3D印刷用のデータ作りです。
これには色々なソフトウェアを使えるのですが、今回は古くから馴染みあるMetasequoiaというソフトを利用することにします。
このソフトはいわゆるCGソフトのひとつで、モデリング作業をすることができます。
シェアウェアですがCGソフトとしては安価なのと、私が以前から使っていたのと試用ができるのでこれを選ぶことにしました。

余談ですが、私……というか時遊戯画は最初は3DCGでも活動するサークルだったのでした。
もう10年近くも前の話ですけれどもね。こんなのとか描いてたんですよねぇ懐かしい。
とまぁ、古くから馴染みはありますがまともなモデリング作業をするのは10年……と言わずとも5年ぶりくらいです。
さてはて昔とった杵柄がどれだけ通用するのやら……言い訳はともかくやってみるとしましょう。

20140525_02.jpg
はい、そういうわけでまずは身体をモデリングします。
先ほどのミクさんの画像を下絵に、体の正面から見た図を基本に、おおまかな形を取ります。
その後、横から見たり斜めから見たりしつつだいたいのプロポーションを整えます。
# ところでこれって厳密にはトレス行為になるのだろうか

20140525_03.jpg
引き続き、頭部をモデリング。
……この辺、ちょっと解説することが少なめです。
モデリングに関する細かい方法は人によってしまいますし、たぶん解説し始めるとキリがないですし。

20140523_01.jpg
というわけで、一気に完成形まで飛ばしてしまいましょう。
今回はこんな感じのルーミアさんのモデルを作成してみました。
若干ダヨーさんに見えなくも……い、いや、気のせいだろう。
ともかく、これでデータをチェックします。

データのチェック、とは。
3DCGソフトで作成したデータは飽くまで画面上のデータであって、印刷には適さないデータが含まれている場合があります。
例えば「閉じていないデータ(ポリゴンで正しく囲われない空間があるデータ)」や「ポリゴン、オブジェクト同士が交差しているデータ」などがそれにあたります。
こうしたデータはチェックを行った上で適切に不適切部分を排除しなければ、3Dプリンタでの印刷に支障をきたします。

……ということなのですが、諸般の事情でその辺りのお話は「今回は」割愛します。
理由の一つは、「今回作成したデータは」その辺留意して作成したデータで、実際に印刷して問題がなかったからです。
理由のもう一つは、今回そこまで盛り込むと話題がてんこ盛りになるからです。
ただ、割愛するからといって軽視していい部分ではなく実は重要なのがこのデータチェック部分です。
今回のような比較的シンプルなデータの場合は、チェックが不要なように最初から細心の注意をもってデータ作成すべきだと思います。
実際、現在制作中の試作3号機ではその辺を怠ったので酷いことに……

20140525_04.jpg
ともあれ、データの準備ができたら印刷用データに変換して、印刷ソフトにデータを読み込みます。
データの変換はMetasequoiaなら簡単で、名前をつけて保存時に *.stl を選択するだけです。

ちなみに説明し忘れましたが、Metasequoiaの座標系においての1単位は印刷ソフト上で1mmに対応します。
つまり、Metasequoia上の大きさ100の物体は実世界上に100mm=10cmで出力されることになります。
今回のルーミアモデルは、ねんどろいどサイズということで足元から頭頂部まで約60mmで出力することにしました。
……これが、後々悲劇を生むことになるともこのときは知らずに……


さぁ、ついに長い準備が終わりました。
私の東方自作モデルでのフィギュア作成はここから始まります。
万感の願いを込めて、印刷、開始!

~4時間後~

KIMG1192.jpg
印刷終了のブザーが鳴りました。
どうやら無事に出力は終わったようですが、これは……?

っと、今回も長くなりましたので一旦ここで前編の終了とさせていただきます。
後編は試作2号機ルーミアの完成までをお届けする予定です。
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【2014/05/25 20:10】 | 3Dプリンタ | トラックバック(0) | コメント(0)
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時遊戯画つれづれ


同人サークル『時遊戯画』の日記代わりのブログです。 主に創作した作品の発表・お知らせや日々のよしなしごとなど。

プロフィール

漂流いかだ(KOR)

Author:漂流いかだ(KOR)
同人サークル「時遊戯画」主宰。
東方シリーズの二次創作を舞台に活動中。
SSとか音とか絵とか中途半端に節操なく。

HP:時遊戯画

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